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■米相場 「熊谷女編笠」(くまがやおんなあみがさ)
古今東西誰もが考える「濡れ手に泡の大儲け」
今は、株や先物取引、昔は米相場。
昔、大阪の堂島の米相場をいち早く連結させ、大儲けをした男の話。
「米を安いところで買い、高いところで売る」
これを実行するのに最も必要なものはスピード。
つまり、競合他社に先んじて素早く情報を伝達する手段、 通信手段。
大和郡山に与三次という男が住んでおりました。
この男は、まず飛脚を雇い、 頭に赤頭巾、小手に赤布の装束をさせました。
そして、飛脚を大阪に向かわせます。
飛脚は相場を知ると、大急ぎで峠の松の木に登り
左手を一度上げるごとに一部高、逆に右手を上げると一部安との信号を送り
与三次はそれを遠眼鏡で見て商売をし、大儲けをしたとのことです。
参考文献 「独創人間ここにあり」田原総一郎
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